2010年06月04日
偶然の一致
今、知人に借りて読んでる本『ニンジンから宇宙へ』(赤峰勝人著)と、元々手元にあって、最近、また読み開いてた本『二人ヨーガ楽健法―医者に頼らず生きる術』(山内 宥厳著) の中に、同じ本と同じ人物の学説が取り上げられていました。
『ニンジンから宇宙へ』も『楽健法』も自然や宇宙との繫がりがテーマになってる本なので、同じ本が紹介されてたり、同じ方の学説が取り上げられてたりしてても不思議ではないですし、単なる偶然と言えばそれまでなのですが、たまたま同じ時期に両者を読み、重なる内容に気がついた事に何か不思議な繫がりを感じました。
その両者に共通して出てきた本は、環境問題のバイブルと言われている『複合汚染』(有吉佐和子著)(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E5%90%88%E6%B1%9A%E6%9F%93)で、両者に共通して出てきた学説というのが、生物学者の千島喜久男博士の提唱した『千島学説』(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E5%B3%B6%E5%AD%A6%E8%AA%AC)です。
前者は、今までも何度か他の本でも題名を目にしたことはありましたが、実際読んだことがなかったので、これを機にネットで購入してみました。
そして、後者は、今回この2冊の本を読むまで知らなかったので、早速調べてみました。
『千島学説』とは、以下の8つの原理(『ウィキペディア(Wikipedia)』より)で構成されてるそうです。
1.赤血球は体細胞の母体である(赤血球分化説または赤血球一元論)
赤血球は様々な体細胞が分化する母体であるとの主張。
2.体細胞と赤血球は可逆的に分化する
栄養不足や大量出血後などの病的状態のときは、体組織の細胞から赤血球への分化が見られるとの主張。
3.病原体は自然発生する
バクテリア・ウイルスなど病原体は、親がいなくとも有機物の腐敗の状態から、その有機物を母体として自然に発生するとの主張。
4.細胞新生説
細胞は段階を踏んだ細胞分裂によって増殖するのではなく、5つの形態で新生するとの主張。
5.造血器官は小腸絨毛である
骨髄を造血器官として認めない(骨髄造血説には矛盾があり、造血器官は小腸の絨毛である)との主張。
6.獲得形質は遺伝し、生殖細胞は血球に由来する
生物が生まれてから一生の間に、その環境によってはぐくまれた形質は子孫に遺伝する(獲得形質の遺伝の肯定)との主張。また、精子や卵子などの生殖細胞は体の組織とは別物ではなく、赤血球が変化してできる(生殖細胞の血球由来説)との主張もなされる。
7.従来の進化論の否定と共生説の提唱
生物進化の最も重要な要因は、環境に適応した強い生物が生き残るという「適者生存」ではなく、同じ種類あるいは違った種類の生物の助け合いという共生現象であるとの主張。(注:細胞内共生説とは似て非なる主張であることに注意が必要。)
8.生命弁証法
当該人の用いる独自の弁証法(生命弁証法)は、唯物弁証法と唯心弁証法を止揚し統一したものであるとの主張。
上記の8つの原理の中で、両者の本の中で重複してた部分が、5番目の”造血器官は小腸絨毛である
骨髄を造血器官として認めない(骨髄造血説には矛盾があり、造血器官は小腸の絨毛である)との主張”でした。
私達は、普段、自分の外側に対して意識が向いてる時間が多く、自分の身体の内側で何が起こっているのか知ろうとしたり、考える機会が少なかったりして、血液が何処で造られているのか考えたり、調べたりした事のある方は少ないと思います。
現に私もこれらの本を読むまで、血液が体内の何処で造られているのか興味をもったこともなかったし、そういえば、高校の生物の授業で骨髄で造られると習ったような記憶があるのを思い出したぐらいでした。
”血液”・・・・一体、身体のどこで造られてるんでしょうか・・・?
『千島学説』を調べてみると、賛否両論あるみたいですが、この学説を認めると、医学常識を根底から覆すことになるそうで、現代医学は、骨髄造血説を頑として譲らず、いまだにこの腸造血説を承認していないのが現状だそうです。
『千島学説』では、小腸。
現代の医学の常識では、骨髄。
私達は、これだけの科学技術が発展して、宇宙にも行ける時代なのに、人間の心や身体に対して知らないこと、分からない事が沢山あるのは何故なのでしょうか?
・・・と2冊の本の中に出てきた同じ言葉から感じた日記でした
。
『ニンジンから宇宙へ』も『楽健法』も自然や宇宙との繫がりがテーマになってる本なので、同じ本が紹介されてたり、同じ方の学説が取り上げられてたりしてても不思議ではないですし、単なる偶然と言えばそれまでなのですが、たまたま同じ時期に両者を読み、重なる内容に気がついた事に何か不思議な繫がりを感じました。
その両者に共通して出てきた本は、環境問題のバイブルと言われている『複合汚染』(有吉佐和子著)(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E5%90%88%E6%B1%9A%E6%9F%93)で、両者に共通して出てきた学説というのが、生物学者の千島喜久男博士の提唱した『千島学説』(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E5%B3%B6%E5%AD%A6%E8%AA%AC)です。
前者は、今までも何度か他の本でも題名を目にしたことはありましたが、実際読んだことがなかったので、これを機にネットで購入してみました。
そして、後者は、今回この2冊の本を読むまで知らなかったので、早速調べてみました。
『千島学説』とは、以下の8つの原理(『ウィキペディア(Wikipedia)』より)で構成されてるそうです。
1.赤血球は体細胞の母体である(赤血球分化説または赤血球一元論)
赤血球は様々な体細胞が分化する母体であるとの主張。
2.体細胞と赤血球は可逆的に分化する
栄養不足や大量出血後などの病的状態のときは、体組織の細胞から赤血球への分化が見られるとの主張。
3.病原体は自然発生する
バクテリア・ウイルスなど病原体は、親がいなくとも有機物の腐敗の状態から、その有機物を母体として自然に発生するとの主張。
4.細胞新生説
細胞は段階を踏んだ細胞分裂によって増殖するのではなく、5つの形態で新生するとの主張。
5.造血器官は小腸絨毛である
骨髄を造血器官として認めない(骨髄造血説には矛盾があり、造血器官は小腸の絨毛である)との主張。
6.獲得形質は遺伝し、生殖細胞は血球に由来する
生物が生まれてから一生の間に、その環境によってはぐくまれた形質は子孫に遺伝する(獲得形質の遺伝の肯定)との主張。また、精子や卵子などの生殖細胞は体の組織とは別物ではなく、赤血球が変化してできる(生殖細胞の血球由来説)との主張もなされる。
7.従来の進化論の否定と共生説の提唱
生物進化の最も重要な要因は、環境に適応した強い生物が生き残るという「適者生存」ではなく、同じ種類あるいは違った種類の生物の助け合いという共生現象であるとの主張。(注:細胞内共生説とは似て非なる主張であることに注意が必要。)
8.生命弁証法
当該人の用いる独自の弁証法(生命弁証法)は、唯物弁証法と唯心弁証法を止揚し統一したものであるとの主張。
上記の8つの原理の中で、両者の本の中で重複してた部分が、5番目の”造血器官は小腸絨毛である
骨髄を造血器官として認めない(骨髄造血説には矛盾があり、造血器官は小腸の絨毛である)との主張”でした。
私達は、普段、自分の外側に対して意識が向いてる時間が多く、自分の身体の内側で何が起こっているのか知ろうとしたり、考える機会が少なかったりして、血液が何処で造られているのか考えたり、調べたりした事のある方は少ないと思います。
現に私もこれらの本を読むまで、血液が体内の何処で造られているのか興味をもったこともなかったし、そういえば、高校の生物の授業で骨髄で造られると習ったような記憶があるのを思い出したぐらいでした。
”血液”・・・・一体、身体のどこで造られてるんでしょうか・・・?
『千島学説』を調べてみると、賛否両論あるみたいですが、この学説を認めると、医学常識を根底から覆すことになるそうで、現代医学は、骨髄造血説を頑として譲らず、いまだにこの腸造血説を承認していないのが現状だそうです。
『千島学説』では、小腸。
現代の医学の常識では、骨髄。
私達は、これだけの科学技術が発展して、宇宙にも行ける時代なのに、人間の心や身体に対して知らないこと、分からない事が沢山あるのは何故なのでしょうか?
・・・と2冊の本の中に出てきた同じ言葉から感じた日記でした

Posted by マロン☆ at 18:44│Comments(4)
│日々徒然
この記事へのコメント
千島学説に沿ってご自分の癌を克服なさった方の本もありますよ。腸をきれいにしなくては!
Posted by akiko at 2010年06月05日 03:26
>akikoさん
やはり、akikoさんはご存知だったんですね。
『千島学説』!!
ホント、腸をきれいにしなくては!ですね^^
やはり、akikoさんはご存知だったんですね。
『千島学説』!!
ホント、腸をきれいにしなくては!ですね^^
Posted by マロン☆ at 2010年06月05日 10:51
こんにちは。初めてコメントさせていただきます。
私は、自宅でアロマトリートメントやびわ温熱療法をやってます。乳がんになったこともあって、「体の声を聞く」って大事だな、と思っています。
「人参から宇宙」は、命が大地から生かされていること、
大地は宇宙からのエネルギーに満たされていることを
教えてくれましたし
「複合汚染」は、そこから離れた人間の不幸を感じました。
「梅」一つとっても、それが身体に〃働くかわかってないそうですよ。
データより、「これ食べると調子いいな」と、感じる感覚を
持ちたいものです。(長くなってすみません!)
私は、自宅でアロマトリートメントやびわ温熱療法をやってます。乳がんになったこともあって、「体の声を聞く」って大事だな、と思っています。
「人参から宇宙」は、命が大地から生かされていること、
大地は宇宙からのエネルギーに満たされていることを
教えてくれましたし
「複合汚染」は、そこから離れた人間の不幸を感じました。
「梅」一つとっても、それが身体に〃働くかわかってないそうですよ。
データより、「これ食べると調子いいな」と、感じる感覚を
持ちたいものです。(長くなってすみません!)
Posted by ナチュラルグリーン at 2010年06月08日 09:38
>ナチュラルグリーンさん
コメントありがとうございます。
ナチュラルグリーンさんは、「ニンジンから宇宙へ」と「複合汚染」両方読まれた事があるのですね。
私も昨日から、「複合汚染」読み始めました。
「これ食べると調子良いな」と感じる感覚大切にしたいと思います。
本当に「体の声を聞く」って大切ですよね。
コメントありがとうございます。
ナチュラルグリーンさんは、「ニンジンから宇宙へ」と「複合汚染」両方読まれた事があるのですね。
私も昨日から、「複合汚染」読み始めました。
「これ食べると調子良いな」と感じる感覚大切にしたいと思います。
本当に「体の声を聞く」って大切ですよね。
Posted by マロン☆ at 2010年06月08日 16:54