
2010年07月03日
『キング・コーン』

生徒さんに教えてもらって見たDVDです
。
キング・コングに掛けてある様なタイトル『キング・コーン』。
よく私達の身体は”食べたもので出来ている”と言われますが、この映画を見て本当にそれを実感しました。
食べたもの。。。。例えば、お菓子を食べたら、お菓子の原料から、お肉を食べたらその動物の食べたものから、ジュースを飲んだら、ジュースの原料から、私達の身体は作られる。。。という現実。
髪の毛に食べた物の成分が溜まるので、髪の毛を調べるとその人が何を食べたかすぐ分かるそうですが、この映画を撮った2人のアメリカ人の髪の毛の成分を調べると、炭水化物という結果がでて、その炭水化物が何か突き詰めていくと、”トウモロコシ”だということが判明したのです。
そこから、その2人が大学卒業後、社会人になるにあたり、「自分たちが普段何気なく口に運んでいる食べ物についてもっと知っておきたい」とアメリカでもっとも生産量の多い“トウモロコシ”を育て始めたことから、アメリカの農業事情、食料事情についていろんな事が明らかになっていくドキュメンタリーです。
このDVDを見て、アメリカの大規模農業の実態がよく分かりました。
農薬をかけた時にトウモロコシ以外の雑草が枯れるように遺伝子を組み替え、”いかに生産量を上げるか”この為に、質よりも量を重視し、”いかに合理的な農業を行うか”この一言に集約されてました。
よく、スーパーで(遺伝子組み換えでない)という表示を見かけますが、これには、上記の様な背景もあったのか。。。と納得。
そしてこの合理的な大規模農業の結果、アメリカ人のエンゲル係数は、他国と比較するとかなり低くなり、エンゲル係数が低いほど、収入を他に使うことが出来、それを一部の人たちは豊かさと呼んでいること。
アメリカでは毎年トウモロコシが過剰生産で、それを消費するためにオイルや甘味料、家畜の飼料といろいろな物に加工されており、その加工されたトウモロコシを使って加工食品を作るので、結局アメリカ人の身体はトウモロコシで出来ているという結果になっているそうでうす。
例えば、ハンバーガーを食べれば、ハンバーガーの原料の牛肉のエサにトウモロコシが使われており、炭酸飲料を飲めば甘味料にトウモロコシが使われており、フライドポテトを食べれば、揚げた油がコーン油。。。。という具合。
しかし、安い食料を大量に食べては食べきれない残りを捨てたり、カロリーだけ高く、栄養価の低い食べ物を食べて病気になるという悪循環を生み出している。。。というトウモロコシの過剰生産が引き起こしてる悪循環。
そして、トウモロコシ農家の人達もその悪循環には気がつきながらも、自分達はただひたすらトウモロコシを作るだけだと。。。。
そこが悪循環の根源だとしても、それで収入を得てる人々は、それを止めてしまえば、収入が途絶えてしまう。。。。
背後には政府の食料コントロールがあり、政府がトウモロコシを作る農家を支援しており、農家の人達がその悪循環から抜け出せないような仕組みになってるのです。
このDVDを見てみると、今まで見えなかったいろんな世の中の流れが見えてくると思います。
2010年07月02日
チャリティー・ヨーガ@天空カフェジール

ヨーガマットはバスタオルでも構いませんし、ジールで用意したマットもあります。
先週初めてジールでヨーガのレッスンをさせて頂いたのですが、朝の澄んだ空気の中、雨音や鳥の鳴き声が聞こえて心地良い時間でした。
明日も先週に引き続き『つながレインボー☆』プロジェクトの為の折り紙や折り紙を購入する為の募金とさせて頂きます。
ご協力宜しくお願いいたします


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2010年07月01日
『祈り』

『祈り』
悲しいけど、悲しくないんだよ。
だけど、忘れないで欲しい。
自分たちのことを忘れないで欲しい。
この事を忘れないで欲しい。
そして、忘れずに未来につないでこの世界を本当の愛で満たして欲しい。
愛を中心に生きて欲しい。
ありがとう。さようなら。
作/児玉 美音子(コダマ ミネコ)
上記のイラストと言葉は、宮崎県川南町の画家、児玉美音子さんの作品です。
私が毎週水曜日と日曜日にレッスンさせてもらってるスポーツジム”ワウディ宮崎”さんの受付カウンターで見かけたポストカードです。
ポストカードの絵と詩に惹かれ、くすなみ木YogaStudioでも児玉さんの作品を置かせてもらいたいと思い、児玉美音子さんにコンタクトを取り、くすなみ木YogaStudioでも置かせてもらうことになりました。
以下は児玉さんのブログ(ころころ帖)から転載させて頂いた文章です。
人間の勝手な都合で喪われた命を慰めたい。
この問題をこの先も忘れてはならない、そして伝えなければならない。
どんなに悲しんでも苦しくても、未来に希望を見失いませんように。
犠牲になった命が無駄にならないよう、私達はこの問題から学び、
これからどう自然と共生していくべきか考えを改めないといけない。
表面だけではない真の平和がこの地球上におとずれますように。
以上のような願いを込めて『祈り』という作品を描きました。
この作品については これ以上何も言いません。
見た人がそれぞれ自由に感じたり考えたりして下さればそれでいいのです。
この作品はポストカードになりました。
これから色んなお店や公共施設等で販売させて頂きたいと思います。
手始めに五月と今月個展を予定して自粛となった西都市の
『まちなかギャラリー夢たまご』にて明日より販売となります。
一枚150円。
売上の一部(印刷代を引いたもの)をまずは一番被害が大きく
私の住んでる町でもある川南町に寄付します。
一枚150円を1000枚売った所で15万円。
でも金額ではないと思います。要は気持ちです。
私が祈るような気持ちで描いた絵を 祈りを込めて求める気持ち。
その気持ちが大切なのだと思います。
募金箱にただ150円を投入するのではなく、150円に心を込める…
そういう寄付の仕方の提案でもあります。
ポストカードを求めた人はじっくり見て欲しい。
この牛がどんな目をしてどんな事を言いたいのか。
ポストカードを求めた人は遠く離れた大事な人に伝えて欲しい。
私達がこの問題を通して経験して感じた事を。
現在 協力して下さる方、お店を募集中です。(cocoroz918@yahoo.co.jpまで)
(市内では 中央通り西銀隣りのカワイ楽器(3F)、川南町では湯迫のアトリエ奏にて 明日から販売です。)
口蹄疫の現場となった川南在住の児玉さん。
私が想像する以上につらい現場を目にされてるのだと思います。
そんな児玉さんから生まれた作品。
児玉さんの”犠牲になった命が無駄にならないよう、私達はこの問題から学び、これからどう自然と共生していくべきか考えを改めないといけない。表面だけではない真の平和がこの地球上におとずれますように。
”という気持が児玉さんの作品からひしひしと伝わってきます。
また、児玉さんの”金額ではないと思います。要は気持ちです。私が祈るような気持ちで描いた絵を 祈りを込めて求める気持ち。その気持ちが大切なのだと思います。募金箱にただ150円を投入するのではなく、150円に心を込める…そういう寄付の仕方の提案でもあります。”と言う、このポストカードへの募金を通して募金への金額が重要なのではなく、募金を行うという自分の行いに心を込めることの大切さも改めて気が付かさせてもらえました。
明日からくすなみ木YogaStudioでも販売してますので、良かったら手に取ってみてください

児玉さんは、ころころ帖や画像の転載を承諾されてますが、 『画像の場合は「 著作権により無断コピーはご遠慮下さい」と注意書き入れてもらえるとありがたいです。』とのことです。
また、『あと宜しければ事後申告で構いませんので 教えて頂けると 私も皆さんのブログ拝見出来て嬉しいです(^_^)』とのことです。