
2012年05月28日
「シャヴァーサナ」を深める
長文で少しマニアックなヨーガ話ですが、興味ある方は読んでみてください
。
ヨーガのアーサナ(ポーズ)で一番難しいと言われるのは「シャバーサナ(shavasana)」というポーズで、「Shava(シャヴァ)」とは日本語で「屍(しかばね)/亡骸」、「Asana(アーサナ)」は「ポーズ」を意味し、日本語では「屍/亡骸のポーズ」と呼ばれてます
。

今まで、このアーサナをレッスン中にあえて深めようと意識することはありませんでした。
それは、「シャヴァーサナ」をポーズとポーズの間や、一連のポーズの最後に長めに行う時に、見た目の通り、ただ仰向けに寝て、漠然と受動的に行えるからでした。
「シャヴァーサナ」自体の姿勢は、以下の通りで至ってシンプル
。
仰向けに寝た状態で、両脚をマットの幅に開き、両腕は体側から30度離して置き、掌を上に向ける。
目を軽く閉じ、自然な呼吸でポーズを10~15分保持する。
しかし、しかしですよ
私、ヨーガに出会って10数年ですが、やっと気がつきました!!
なぜ、このポーズが一番難しいと言われてるポーズかを
それは、少し大袈裟ですが、「シャヴァーサナ」こそヨーガのポーズの極意が詰まってるからなのだと!!
すみません、一人興奮気味で
そう、「シャヴァーサナ」こそ、積極的に能動的に行うべきポーズなのだと気が付いたのです
。
何故なら、脳波の状態を変化させることで、心身の調和を高めるから。
脳波には、ベータ、アルファ波、シータ、デルタ波と四種類(ガンマ波を入れると5種類)あるそうですが、普段、私達の脳は、ベータ波の状態で生活してます。
アルファ波は、リックスした状態で出てくる脳波だそうですが、シータ波は、更に上のまどろんだ状態の時に出るそうです。
この「まどろんだ状態」が「シャヴァーサナ」を上手に行えた時の状態なのです。
寝るか寝ないかという状態まで身体の緊張を落とした状態を暫く保持していくと、脳波がシータ波の状態になり、心身が調和が高まり、「シャヴァーサナ」を解いた時に、驚くほど心身と脳がスッキリしてるのです
。
「シャヴァーサナ」を上手く行えると、短時間で、睡眠を取った以上に身体の機能を回復させ、頭も覚醒させ、判断力や勘が冴えた状態になる気がします
。
身体の柔軟性を高めたり、筋力を付けたりというのは、他のトレーニングでも可能ですが、この脳波を状態を変化させ、心身の調和を高めることこそ、ヨーガだからこそ可能な部分の様に思えます。
そこで、いつも受動的に行ってる「シャヴァーサナ」をどうやって能動的に行うかというと、ここからが重要です!!
私がお伝えしてるトラデショナル・ヨーガでは、ポーズとポーズの間に「シャヴァーサナ」も含めたいくつかの休息のポーズを行ってます。
この休息のポーズを行う時に、前のポーズを解いた後の感覚の変化を、今までは「観察」する様にリラックスしてましたが、これを「感覚の変化を追う」様にリラックスしていくことがポイントなのです。
「感覚を観察する」≒「感覚の変化を追う」、どちらも同じ様なニュアンスですが、言葉を少し変えただけで、意識が全く変わることに気が付きました。
「感覚を観察する」という表現だけでは、意識は、他のことに移りやすいのですが、「感覚を追う」に表現を変えると、感覚を追う方に意識が集中しやすくなり、他に意識が移りにくくなる気がします。
そして、更にもう一つ大切なことが、休息のポーズをメインに行う意識です。
ヨーガというと、沢山の種類のポーズを行うイメージですが、通常のポーズをサブ的に行い、休息のポーズをメインに行うのです。
どの様にしてメインに行うかというと、ポーズを解いた後、脱力する感覚を追う様にリラックスし、シータ波の出る様な状態=まどろんで、寝るか寝ないかまでリラックスした状態になるまで、休息のポーズを保持するのです。
これが最大に重要なポイントです。
焦らずに休息のポーズを行いながら、寝てるか寝てないか分からない状態を暫く保つのです。
これを繰り返し、一連のポーズの一番最後にしっかりと「シャヴァーサナ」を行うことで、ヨーガをし終わった時の脳と心身の状態が、なんとも表現しようがない程スッキリし、天と繋がってる様な爽快感なのです。(※個人差はあると思います
)
後、アーサナ(ポーズ)を保持する時に、よ~く自分の内部感覚を観察し、ポーズの完成形を一生懸取ろうとするのではなく、心と身体が安定して快適な状態で保持することも重要な要素です。
ヨーガの目的は、心の動きを止めることにあり、そのためためには、心身の安定が欠かせないのです。
なので、トラデショナル・ヨーガを行う時のポイントをまとめると、
①休息のポーズをメインに行う意識で行う。
②休息のポーズ時に脱力する感覚を追っていく。
③通常のポーズを保持する時に、内部感覚をよく観察し、心と身体が安定して快適な状態でポーズを保持する。
以上です。
是非、この心身の調和感&爽快感を体験して頂けたらと思います
。
☆・~・~・☆~・~・☆~・~・☆~・~・☆~・~・
《教室案内》・・・・・スマホ&携帯画面向
★基本スケジュール(レッスン75分+お茶タイム15分)
【月曜日】※10:30~/17:30~
【火曜日】14:30~/18:00~/20:00~
【水曜日】10:30~/13:00~/18:30~
【金曜日】10:30~/16:00~/※18:00~
【土曜日】11:00~/13:00~/15:00~
【日曜日】 8:00~/15:00~
(※週によって他の先生に変更あり)
★プログラム;トラデショナル・ヨーガ(担当;鍵山)
ゆったりとした流れで、筋肉の緊張を調整し、安定した心身の保持を積み重ねていきます。
初心者や体の硬い方も気兼ねなくご参加下さい。
他の先生のレッスン
☆第一&三&五(奇数)木曜日20:00~21:30 ハタ・ヨーガ(担当;金井先生)
1回/1,000円
☆第四月曜日10:30~12:00 リストラティブ・ヨーガ(担当;椎屋先生)
1回/1,500円
☆第一火曜日 10:30~12:00 ママ&ベビーヨーガ(担当;椎屋先生)
1回/1,500円
☆第一金曜日 19:00~20:30 妊婦さん向けヨーガ(担当;椎屋先生)
1回/1,500円
★料金(入会金等はありません)
1回/1,500円
<回数カード(有効期限3ヶ月)>
※期限後未使用分は1回500円にて使用可
4回/5,800円(@1,450円)
6回/8,400円(@1,400円)
8回/10,800円(@1,350円)
10回/13,000円(@1,300円)
<誕生日月特典>
誕生日月はレッスンを1回だけ500円で受けて頂けます。
(※トラデショナルヨーガのみ)
★
P有り(5~6台駐車可)
レッスンは予約制になります。
ご予約の方は、お手数ですが
shantiroom☆i.softbank.jp
(☆→@に置き換え願います)まで氏名、希望レッスン日、希望時間等をメール願います。
メールが使えない方は
090-9462-5174(鍵山)へ直接お電話下さい。
場所の詳細は、予約メール確認後、メールか電話にてお伝えさせて頂きます
。

ヨーガのアーサナ(ポーズ)で一番難しいと言われるのは「シャバーサナ(shavasana)」というポーズで、「Shava(シャヴァ)」とは日本語で「屍(しかばね)/亡骸」、「Asana(アーサナ)」は「ポーズ」を意味し、日本語では「屍/亡骸のポーズ」と呼ばれてます

今まで、このアーサナをレッスン中にあえて深めようと意識することはありませんでした。
それは、「シャヴァーサナ」をポーズとポーズの間や、一連のポーズの最後に長めに行う時に、見た目の通り、ただ仰向けに寝て、漠然と受動的に行えるからでした。
「シャヴァーサナ」自体の姿勢は、以下の通りで至ってシンプル

仰向けに寝た状態で、両脚をマットの幅に開き、両腕は体側から30度離して置き、掌を上に向ける。
目を軽く閉じ、自然な呼吸でポーズを10~15分保持する。
しかし、しかしですよ

私、ヨーガに出会って10数年ですが、やっと気がつきました!!
なぜ、このポーズが一番難しいと言われてるポーズかを

それは、少し大袈裟ですが、「シャヴァーサナ」こそヨーガのポーズの極意が詰まってるからなのだと!!
すみません、一人興奮気味で

そう、「シャヴァーサナ」こそ、積極的に能動的に行うべきポーズなのだと気が付いたのです

何故なら、脳波の状態を変化させることで、心身の調和を高めるから。
脳波には、ベータ、アルファ波、シータ、デルタ波と四種類(ガンマ波を入れると5種類)あるそうですが、普段、私達の脳は、ベータ波の状態で生活してます。
アルファ波は、リックスした状態で出てくる脳波だそうですが、シータ波は、更に上のまどろんだ状態の時に出るそうです。
この「まどろんだ状態」が「シャヴァーサナ」を上手に行えた時の状態なのです。
寝るか寝ないかという状態まで身体の緊張を落とした状態を暫く保持していくと、脳波がシータ波の状態になり、心身が調和が高まり、「シャヴァーサナ」を解いた時に、驚くほど心身と脳がスッキリしてるのです

「シャヴァーサナ」を上手く行えると、短時間で、睡眠を取った以上に身体の機能を回復させ、頭も覚醒させ、判断力や勘が冴えた状態になる気がします

身体の柔軟性を高めたり、筋力を付けたりというのは、他のトレーニングでも可能ですが、この脳波を状態を変化させ、心身の調和を高めることこそ、ヨーガだからこそ可能な部分の様に思えます。
そこで、いつも受動的に行ってる「シャヴァーサナ」をどうやって能動的に行うかというと、ここからが重要です!!
私がお伝えしてるトラデショナル・ヨーガでは、ポーズとポーズの間に「シャヴァーサナ」も含めたいくつかの休息のポーズを行ってます。
この休息のポーズを行う時に、前のポーズを解いた後の感覚の変化を、今までは「観察」する様にリラックスしてましたが、これを「感覚の変化を追う」様にリラックスしていくことがポイントなのです。
「感覚を観察する」≒「感覚の変化を追う」、どちらも同じ様なニュアンスですが、言葉を少し変えただけで、意識が全く変わることに気が付きました。
「感覚を観察する」という表現だけでは、意識は、他のことに移りやすいのですが、「感覚を追う」に表現を変えると、感覚を追う方に意識が集中しやすくなり、他に意識が移りにくくなる気がします。
そして、更にもう一つ大切なことが、休息のポーズをメインに行う意識です。
ヨーガというと、沢山の種類のポーズを行うイメージですが、通常のポーズをサブ的に行い、休息のポーズをメインに行うのです。
どの様にしてメインに行うかというと、ポーズを解いた後、脱力する感覚を追う様にリラックスし、シータ波の出る様な状態=まどろんで、寝るか寝ないかまでリラックスした状態になるまで、休息のポーズを保持するのです。

焦らずに休息のポーズを行いながら、寝てるか寝てないか分からない状態を暫く保つのです。
これを繰り返し、一連のポーズの一番最後にしっかりと「シャヴァーサナ」を行うことで、ヨーガをし終わった時の脳と心身の状態が、なんとも表現しようがない程スッキリし、天と繋がってる様な爽快感なのです。(※個人差はあると思います

後、アーサナ(ポーズ)を保持する時に、よ~く自分の内部感覚を観察し、ポーズの完成形を一生懸取ろうとするのではなく、心と身体が安定して快適な状態で保持することも重要な要素です。
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①休息のポーズをメインに行う意識で行う。
②休息のポーズ時に脱力する感覚を追っていく。
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☆第一&三&五(奇数)木曜日20:00~21:30 ハタ・ヨーガ(担当;金井先生)
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