2012年06月05日
「シャヴァーサナ」考察Part3
今日も再び「シャヴァーサナ」考察です。
前回は、「シャヴァーサナ」時になかなか脱力や緊張を解くことが出来ない時の「シャヴァーサナ」の行い方を書きましたが、今回は、反対に、これまたよく聞かれる質問ですが、“「シャヴァーサナ」時に寝てしまうのですが・・・・”という方からの声に答えて、また私が勉強しているヨーガの伝統文献+私が積み重ねてきたトラデショナル・ヨーガの経験のフィルターを考慮に、読んでいただけたらと思います。
本題に入る前に、私がヨーガの伝統文献に触れる機会となたったのは、今年で在印25年になり、インドでヨーガの伝統的な文献の研究に長年携わられており、現在は、インドで半年ヨーガの研究を、タイで半年、ヨーガの指導をされてる相方宏・秀子先生にかれこれ約4年前お会いしたのがきっかけになります。
私がヨーガを始めたのは、かれこれ10数年前になりますが、本腰を入れて勉強を始めたのは、7年位前になります。
しかし、いざ本腰を入れて勉強を始めたものの、アーサナが中心でヨーガの知識に触れる機会はなかなかなく、そのころは、只管アーサナばかりを行ってました。
5年位前からアーサナをただ闇雲に行うのではなく、知識に基づいてヨーガを深めたいなと思ってた所、ふとしたご縁で相方先生のタイで行われたワークショップに参加する機会が訪れ、そこで初めてヨーガの伝統知識に触れ、目から鱗状態にヨーガには多くの伝統的に積み重ねられた知識があったことを知り、そして、その知識はとてもシステマティックに体系付けられてることを知り、それからは、その知識に従ってヨーガの経験を積み重ねてます。
前述した様に、ヨーガは、はるか昔から積み重ねられた知識の体系があり、一言ではそれを説明するのは不可能ですし、私が触れた伝統知識もまだ、ほんの一部に過ぎないですが、伝統的な文献に基づいたヨーガの流れは至ってシンプルで、“アーサナ(ポーズ)で身体の緊張を落とし→身体の動きを止め、プラーナヤーマ(呼吸法)で呼吸を整え→呼吸を止め、心身の緊張が落ち、座る準備が整ったら、瞑想で更に心身の統合を高め→心の動きを止める”という流れになります。
この最終段階の“心の動きを止める”というのが、ヨーガの伝統文献(ヨーガ・スートラ)に書かれてるヨーガの目的になります。
相方先生にお会いしてからは、機会を作って先生のワークショップへ参加し、ヨーガの伝統文献に基づいた知識の学びを深めてるのですが、先生がよく講義中に「原理原則に従うこと」と仰られてました。
その言葉通りヨーガの伝統文献を基に原理原則に沿って前述した流れでヨーガを深めていくと、自然と無理なく心身の調和が高まり、ヨーガの目的である“心の動きを止める”という経験を積み重ねていきやすい様に感じてます。
そして、“「シャヴァーサナ」時に寝てしまう”ということに話を戻すと、相方先生のこの言葉がよく思い出されます。
「ヨーガは眠たくなるようなことをして寝ない訓練なのです」と。
ヨーガを行うと自然と心身の緊張が落ちていくので、それに伴って心身の機能も穏やかになり、眠くなったり、寝てしまうのは自然な反応だと思います。
しかし、そこで寝てしまわないように意識を保つのがヨーガなのかなと思います。
だからと言って寝ないように意識を向けるのも緊張を生む原因になりかねます。
なので、前回書いたように意識で身体の感覚を追っていくことが、緊張を生まずに、寝るでもなく起きてるでもない状態を保ちやすくなるのではと思います。
”寝そうで寝てない”=まどろんで、意識があるような、ないような状態=心身の緊張が最小限に落ちた状態で意識を保つことが、心身の回復や調和にとって、キーなのかなと思う今日この頃です。
なので、「シャヴァーサナ」時に寝てしまうという方は、ヨーガは、「眠くなるようなことをして寝ない訓練」という言葉を頭の片隅にでも置きながら行ってみてください
それでも寝てしまうのは、身体や脳が眠りを必要としてるのかもしれないし、寝てしまったからダメということではないことも頭の片隅に置きながら「シャヴァーサナ」を深めて頂けたらと思います
梅雨時期は、色とりどりの紫陽花が心を弾ませてくれます
☆・~・~・☆~・~・☆~・~・☆~・~・☆~・~・
《教室案内》・・・・・スマホ&携帯画面向
★基本スケジュール(レッスン75分+お茶タイム15分)
【月曜日】※10:30~/17:30~
【火曜日】14:30~/18:00~/20:00~
【水曜日】10:30~/13:00~/18:30~
【金曜日】10:30~/16:00~/※18:00~
【土曜日】11:00~/13:00~/15:00~
【日曜日】 8:00~/15:00~
(※週によって他の先生に変更あり)
★プログラム;トラデショナル・ヨーガ(担当;鍵山)
ゆったりとした流れで、筋肉の緊張を調整し、安定した心身の保持を積み重ねていきます。
初心者や体の硬い方も気兼ねなくご参加下さい。
他の先生のレッスン
☆第一&三&五(奇数)木曜日20:00~21:30 ハタ・ヨーガ(担当;金井先生)
1回/1,000円
☆第四月曜日10:30~12:00 リストラティブ・ヨーガ(担当;椎屋先生)
1回/1,500円
☆第一火曜日 10:30~12:00 ママ&ベビーヨーガ(担当;椎屋先生)
1回/1,500円
☆第一金曜日 19:00~20:30 妊婦さん向けヨーガ(担当;椎屋先生)
1回/1,500円
★料金(入会金等はありません)
1回/1,500円
<回数カード(有効期限3ヶ月)>
※期限後未使用分は1回500円にて使用可
4回/5,800円(@1,450円)
6回/8,400円(@1,400円)
8回/10,800円(@1,350円)
10回/13,000円(@1,300円)
<誕生日月特典>
誕生日月はレッスンを1回だけ500円で受けて頂けます。
(※トラデショナルヨーガのみ)
★P有り(5~6台駐車可)
レッスンは予約制になります。
ご予約の方は、お手数ですがshantiroom☆i.softbank.jp
(☆→@に置き換え願います)まで氏名、希望レッスン日、希望時間等をメール願います。
メールが使えない方は090-9462-5174(鍵山)へ直接お電話下さい。
場所の詳細は、予約メール確認後、メールか電話にてお伝えさせて頂きます。
前回は、「シャヴァーサナ」時になかなか脱力や緊張を解くことが出来ない時の「シャヴァーサナ」の行い方を書きましたが、今回は、反対に、これまたよく聞かれる質問ですが、“「シャヴァーサナ」時に寝てしまうのですが・・・・”という方からの声に答えて、また私が勉強しているヨーガの伝統文献+私が積み重ねてきたトラデショナル・ヨーガの経験のフィルターを考慮に、読んでいただけたらと思います。
本題に入る前に、私がヨーガの伝統文献に触れる機会となたったのは、今年で在印25年になり、インドでヨーガの伝統的な文献の研究に長年携わられており、現在は、インドで半年ヨーガの研究を、タイで半年、ヨーガの指導をされてる相方宏・秀子先生にかれこれ約4年前お会いしたのがきっかけになります。
私がヨーガを始めたのは、かれこれ10数年前になりますが、本腰を入れて勉強を始めたのは、7年位前になります。
しかし、いざ本腰を入れて勉強を始めたものの、アーサナが中心でヨーガの知識に触れる機会はなかなかなく、そのころは、只管アーサナばかりを行ってました。
5年位前からアーサナをただ闇雲に行うのではなく、知識に基づいてヨーガを深めたいなと思ってた所、ふとしたご縁で相方先生のタイで行われたワークショップに参加する機会が訪れ、そこで初めてヨーガの伝統知識に触れ、目から鱗状態にヨーガには多くの伝統的に積み重ねられた知識があったことを知り、そして、その知識はとてもシステマティックに体系付けられてることを知り、それからは、その知識に従ってヨーガの経験を積み重ねてます。
前述した様に、ヨーガは、はるか昔から積み重ねられた知識の体系があり、一言ではそれを説明するのは不可能ですし、私が触れた伝統知識もまだ、ほんの一部に過ぎないですが、伝統的な文献に基づいたヨーガの流れは至ってシンプルで、“アーサナ(ポーズ)で身体の緊張を落とし→身体の動きを止め、プラーナヤーマ(呼吸法)で呼吸を整え→呼吸を止め、心身の緊張が落ち、座る準備が整ったら、瞑想で更に心身の統合を高め→心の動きを止める”という流れになります。
この最終段階の“心の動きを止める”というのが、ヨーガの伝統文献(ヨーガ・スートラ)に書かれてるヨーガの目的になります。
相方先生にお会いしてからは、機会を作って先生のワークショップへ参加し、ヨーガの伝統文献に基づいた知識の学びを深めてるのですが、先生がよく講義中に「原理原則に従うこと」と仰られてました。
その言葉通りヨーガの伝統文献を基に原理原則に沿って前述した流れでヨーガを深めていくと、自然と無理なく心身の調和が高まり、ヨーガの目的である“心の動きを止める”という経験を積み重ねていきやすい様に感じてます。
そして、“「シャヴァーサナ」時に寝てしまう”ということに話を戻すと、相方先生のこの言葉がよく思い出されます。
「ヨーガは眠たくなるようなことをして寝ない訓練なのです」と。
ヨーガを行うと自然と心身の緊張が落ちていくので、それに伴って心身の機能も穏やかになり、眠くなったり、寝てしまうのは自然な反応だと思います。
しかし、そこで寝てしまわないように意識を保つのがヨーガなのかなと思います。
だからと言って寝ないように意識を向けるのも緊張を生む原因になりかねます。
なので、前回書いたように意識で身体の感覚を追っていくことが、緊張を生まずに、寝るでもなく起きてるでもない状態を保ちやすくなるのではと思います。
”寝そうで寝てない”=まどろんで、意識があるような、ないような状態=心身の緊張が最小限に落ちた状態で意識を保つことが、心身の回復や調和にとって、キーなのかなと思う今日この頃です。
なので、「シャヴァーサナ」時に寝てしまうという方は、ヨーガは、「眠くなるようなことをして寝ない訓練」という言葉を頭の片隅にでも置きながら行ってみてください
それでも寝てしまうのは、身体や脳が眠りを必要としてるのかもしれないし、寝てしまったからダメということではないことも頭の片隅に置きながら「シャヴァーサナ」を深めて頂けたらと思います
梅雨時期は、色とりどりの紫陽花が心を弾ませてくれます
☆・~・~・☆~・~・☆~・~・☆~・~・☆~・~・
《教室案内》・・・・・スマホ&携帯画面向
★基本スケジュール(レッスン75分+お茶タイム15分)
【月曜日】※10:30~/17:30~
【火曜日】14:30~/18:00~/20:00~
【水曜日】10:30~/13:00~/18:30~
【金曜日】10:30~/16:00~/※18:00~
【土曜日】11:00~/13:00~/15:00~
【日曜日】 8:00~/15:00~
(※週によって他の先生に変更あり)
★プログラム;トラデショナル・ヨーガ(担当;鍵山)
ゆったりとした流れで、筋肉の緊張を調整し、安定した心身の保持を積み重ねていきます。
初心者や体の硬い方も気兼ねなくご参加下さい。
他の先生のレッスン
☆第一&三&五(奇数)木曜日20:00~21:30 ハタ・ヨーガ(担当;金井先生)
1回/1,000円
☆第四月曜日10:30~12:00 リストラティブ・ヨーガ(担当;椎屋先生)
1回/1,500円
☆第一火曜日 10:30~12:00 ママ&ベビーヨーガ(担当;椎屋先生)
1回/1,500円
☆第一金曜日 19:00~20:30 妊婦さん向けヨーガ(担当;椎屋先生)
1回/1,500円
★料金(入会金等はありません)
1回/1,500円
<回数カード(有効期限3ヶ月)>
※期限後未使用分は1回500円にて使用可
4回/5,800円(@1,450円)
6回/8,400円(@1,400円)
8回/10,800円(@1,350円)
10回/13,000円(@1,300円)
<誕生日月特典>
誕生日月はレッスンを1回だけ500円で受けて頂けます。
(※トラデショナルヨーガのみ)
★P有り(5~6台駐車可)
レッスンは予約制になります。
ご予約の方は、お手数ですがshantiroom☆i.softbank.jp
(☆→@に置き換え願います)まで氏名、希望レッスン日、希望時間等をメール願います。
メールが使えない方は090-9462-5174(鍵山)へ直接お電話下さい。
場所の詳細は、予約メール確認後、メールか電話にてお伝えさせて頂きます。
Posted by マロン☆ at 22:55│Comments(0)
│ヨーガについて
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。