
2010年04月05日
”100万回生きたねこ”
昨日、自分のアパートに戻ると、ポストに何か大きな郵便物が入ってました。
インターネットで何か本でも頼んだかな?と思いながら、ポストから郵便物を取り出すと、高校時代の友達からの郵便物でした。
中を空けてみると・・・・そこには、”100万回生きたねこ”の絵本と彼女からの手紙が入ってました
。
その友達とは、普段メールや電話をする訳でもなく、今はお互いに離れてるので年賀状をやりとりする位の仲ですが、高校の時は同じクラブでよくいろんな事を語り合ったりしてました。
友達の手紙を読んでみるると、いろいろな経緯があり、友達が大切な人に送るつもりだった本を私に送ります。とのことで、突然の絵本のプレゼントにビックリしました
。
(
本の題名は知ってましたが、読んだことはありませんでした。)

早速、絵本を読んでみると・・・・
ストーリーは、”100万回死んで、100万回生きたねこが主人公なのですが、そのねこがたった1匹の大切なねこに出会い、その大切なねこがしんだ後、100万回泣き、もう生き返らなかった。”というお話でした。
本の表紙に柳田邦男さんのコメントがあり、こう書かれてました。
『私はある時、ハッと気がついた。ここに描かれたのは、色即是空の世界だ、と。そう、これは子どもにも大人にも胸に響く般若心経の絵本なのだ。』
この本を読む前にこのコメントを先に読んだので、この本には何が描かれてるのだろう?という疑問をもちながら読み始めました。
この絵本にはいろんな解釈の仕方があり、私も1度読んだだけでは、この絵本のいわんとすることがまだ深く読み取れませんが、読み終えた後、柳田邦男さんのコメントとストリーとを照らし合わせながら、自分なりにこの本を解釈してみました。
色即是空とは・・・現世に存在するあらゆる事物や現象はすべて実体ではなく、空無であるということ。▽仏教語。「色」はこの世のすべての事物や現象。「空」は固定的な実体がなく空無であること。
という意味らしいですが、主人公のネコと色即是空を織り交ぜて考えてみると、主人公のねこは、生きることもしぬことも無であり、生きてはしんでを繰り返していたけど、大切なネコに出会い、自分を超える存在を知ったことで、生き返るのをやめたという感じがしました。
この本の中で描かれている大切なねこ=自分を超える存在が、何を表すのか・・・今の私にははっきりと具体的には分かりません。。。
そして、本の裏側には、藤井フミヤさんのコメントがこう書かれてました。
『じつは私たちもこのねこのように、何かがわかるまで100万回生まれ変わってゆくのかもしれない。』
うーん、奥深い絵本です・・・
。
突然、私の手元に届いたのには、ただの偶然だったのか何なのか分かりませんが、時間のある時に何度も読み直してみようと思います。
スタジオに置いておくので、良かったら読んでみてくださいね
。
インターネットで何か本でも頼んだかな?と思いながら、ポストから郵便物を取り出すと、高校時代の友達からの郵便物でした。
中を空けてみると・・・・そこには、”100万回生きたねこ”の絵本と彼女からの手紙が入ってました

その友達とは、普段メールや電話をする訳でもなく、今はお互いに離れてるので年賀状をやりとりする位の仲ですが、高校の時は同じクラブでよくいろんな事を語り合ったりしてました。
友達の手紙を読んでみるると、いろいろな経緯があり、友達が大切な人に送るつもりだった本を私に送ります。とのことで、突然の絵本のプレゼントにビックリしました

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早速、絵本を読んでみると・・・・
ストーリーは、”100万回死んで、100万回生きたねこが主人公なのですが、そのねこがたった1匹の大切なねこに出会い、その大切なねこがしんだ後、100万回泣き、もう生き返らなかった。”というお話でした。
本の表紙に柳田邦男さんのコメントがあり、こう書かれてました。
『私はある時、ハッと気がついた。ここに描かれたのは、色即是空の世界だ、と。そう、これは子どもにも大人にも胸に響く般若心経の絵本なのだ。』
この本を読む前にこのコメントを先に読んだので、この本には何が描かれてるのだろう?という疑問をもちながら読み始めました。
この絵本にはいろんな解釈の仕方があり、私も1度読んだだけでは、この絵本のいわんとすることがまだ深く読み取れませんが、読み終えた後、柳田邦男さんのコメントとストリーとを照らし合わせながら、自分なりにこの本を解釈してみました。
色即是空とは・・・現世に存在するあらゆる事物や現象はすべて実体ではなく、空無であるということ。▽仏教語。「色」はこの世のすべての事物や現象。「空」は固定的な実体がなく空無であること。
という意味らしいですが、主人公のネコと色即是空を織り交ぜて考えてみると、主人公のねこは、生きることもしぬことも無であり、生きてはしんでを繰り返していたけど、大切なネコに出会い、自分を超える存在を知ったことで、生き返るのをやめたという感じがしました。
この本の中で描かれている大切なねこ=自分を超える存在が、何を表すのか・・・今の私にははっきりと具体的には分かりません。。。
そして、本の裏側には、藤井フミヤさんのコメントがこう書かれてました。
『じつは私たちもこのねこのように、何かがわかるまで100万回生まれ変わってゆくのかもしれない。』
うーん、奥深い絵本です・・・

突然、私の手元に届いたのには、ただの偶然だったのか何なのか分かりませんが、時間のある時に何度も読み直してみようと思います。
スタジオに置いておくので、良かったら読んでみてくださいね
