
2010年04月12日
『スラムドッグ$ミリオネア』


インドのヨーガの学校で会ったインド人の友達は、「あれは、8割り位誇張してるよ」と言ってたのを聞いてたので、”まー、映画だし、ノンフィクションでないからある程度誇張されてるのかも・・・

この映画は、スラムで生まれ育った主人公が、大切な人を探すために”クイズミリオネラー”に出演し、
クイズを1問答えるごとに大切な人と近づいて最後に出会えるというストーリなのですが、クイズ1問1問が自分がスラムで体験した事柄と繋がっており、1問ごとに彼のスラムでの体験がフラッシュバックする話です。
映画の話の中で、スラムの子供達を使ってお金を集めようとする大人達が、スラムの子供達を集めて、ご飯と寝床を与え、世話をし、歌を教え、歌が歌える様になったら、薬品で子供の目を潰し物乞いさせるシーン(

確かに、小さな子供が更に小さな子供を抱いて物乞いしてる子供達も見たのを覚えてます・・・・

私が会った子供達の真実は分かりませんが、今回初めてインドへ行き感じたコトは、インドには他の文化の人が気軽に足を踏み入れてはいけない様な、又は踏み入れられない混沌とした世界が広がっている印象がしました。
私は、元々それ程インドに興味がなく、インド=遠い国、キケンな場所というイメージしかなかったので、何も知らずにインドに足を踏み入れ、見るもの、聞くもの、触るもの、食べるのも全て「これがインドか・・・・」という印象で帰ってきましたが、帰ってきてから、インドに興味が湧き、こんな本を見つけて読んでみました


この本は著者がインド人なのですが、海外に出てた経験があり、インド人が外から見たからインド文化や政治、風習が書いてあり、インドに行った後に読むと、納得する部分が沢山ありました。
インドに興味のある方や、行った事ある方にはオススメの本です

”インド”・・・混沌として気軽に足を踏み入れてはいけない気はするのですが、また行きたくなる場所でもあります
